今日は映画のおはなし。
それも、とびきりいい映画。
お仕事でたくさん映画は観ていますが
「なんていい映画!!!」
なんて心底思える映画は少ないものです。
でも、この映画はほんとにいい!
それは
『英国王のスピーチ』
恋に走り王座を捨てた兄の代わりに
王となったジョージ6世(現在の女王エリザベスの父)の実話がベース。
なんとアカデミー賞で12部門もノミネートされています。
幼い頃から吃音というコンプレックスを抱えていた彼は
もちろんスピーチが大の苦手。
でも国王になってしまった今、スピーチが仕事のようなもの。
そこでしゃべるチカラを克服しようと
いろんな言語療法士のもとを訪れるんですが
どれも見事に成果が出ず…。
そんなとき型破りな治療を行う
オーストラリア人・ライオネルをジョージの奥さんが見つけてきます。
国王と知っても名前を呼び捨てにして
友達感覚で接しようとするライオネルに
最初はジョージも猛反発するんですが、
徐々に心を開いて、幼い頃からの悩みを打ち明けるように。
じわじわと、ふたりの友情が育まれていき
スピーチ克服への旅が始まります。
ちなみにジョージを演じるのは
『ブリジット・ジョーンズ』でおなじみのコリン・ファース。
大人の色気&男子のかわいさが入り交じる名演技で
これはオスカー確実でしょうー!
ライオネルを演じるのは
名優ジェフリー・ラッシュ。
コミカルで優しいライオネルが素敵すぎ!
劇中での奥さんとの仲のよさとかも、観てていいなあって思います。
そしてジョージの奥さん役は
ヘレナ・ボナム=カーター。これまたイイ!
夫をあふれんばかりの愛情で包んで
(でも上手に叱咤できるところも◎)
ジョージに自信を与えてゆきます。
わたし、結婚してから
とくに奥さん役に目がいくようになりました。
この奥さんは相当、わたしの理想です。
いつも「あなたなら大丈夫」って励ましてあげてて
吃音が原因で起こるトラブルも
大して気にしないで、笑って大らかに受け止める。
大変なことだろうに深刻に受け止めすぎない。
そんな彼女って、まさに奥さんの鑑ですよね。
あんな奥さんになりたい!
そうしてジョージはライオネルと奥さんに支えられ
世紀のスピーチにのぞみます。
もうね、最後は大感動!
ほんとにほんとにいい映画です。
今週末から公開なので、ぜひ観てください!
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